2023/01/07

始業式の訓話をお送りします 1

本日実施された2022年度3学期始業式の訓話をご紹介したい。コロナ感染拡大が続く。規制を緩和した分、拡大リスクは高まる。引き続き、安全管理に注力しながらの学校運営が続く。
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皆さんおはようございます。この年末年始はいかがでしたか?体調管理はうまくできましたか?ご家族や親戚の方と過ごされた人も多かったのではないでしょうか。お年玉をたくさんいただいたという人もおられるかもしれません。

早速ですが、どうしてお年玉をという習慣が出来たのか。まずはそのことを簡単にお話ししましょう。終業式の時に、お正月には「年神様」という神様が各ご家庭にやって来られ、その神様をお迎えするために普段とは違ったおせち料理を食べたり、しめ縄を飾ったりして、その時間と空間を神聖なものとして捉えていたという、日本のお正月の風習に関してお話ししました。

さて、お正月には皆さんのお家で、鏡餅を飾っているご家庭もあるかと思いますが、2段重ねの鏡餅の上には橙(だいだい)と串柿が飾ってあるのが一般的です。これにも意味がありまして、神様の象徴である三種の神器と呼ばれる「勾玉(まがたま)」と「剣(つるぎ)」と「鏡」。それらをそれぞれ橙と串柿と鏡餅に見立てて、神様をお迎えしているわけです。

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本日はここまで。続きはまた明日。