学びを未来につなげる独自の取り組み

泉ヶ丘校では、主体性を育むための学びを段階的に展開。
生徒たちの中学校・高校での成長は大学合格実績にも表れています。

中学校

社会で生きる力を育む探究学習

中学校では、先行き不透明な社会を生き抜くための主体性や課題解決力を、3年間を通して養成します。中学1年では「群読」、中学2年では「探究学習」と段階的に力を伸ばし、中学3年では集大成として課題解決型学習(PBL)を実施。学校改善研究の班では、生徒自身が学校生活をより良くするためのアイデアを出し合い、実際にその改善案を実行するまでのプロジェクトに取り組みました。この活動を通して、生徒たちは調べ学習やプレゼンテーションなどの探究的な学びを深めただけでなく、班での協力を通じてコミュニケーション力や協調性も養いました。自分たちの力で学校をより良くするという貴重な体験となりました。

<中学3年 PBLの研究テーマと発表スライド>

▶ 2024年度 研究テーマ

#学校改善研究過ごしやすい学校をめざす学校改善アイデア
#国際課題研究国際課題をグッズ販売で解決
#食品ロス研究地域の食材を活かした食堂メニュー

中1 群読発表会
中3 PBL発表会

自学自習を促す取り組み

2021年度より中学生を対象に実施しています。「泉ヶ丘タイム」で自学自習を促し、「フォーサイト手帳」に日々の学習状況を記入しながら自分で学習計画を組み立て、振り返る習慣としてのPDCAサイクルの定着を図るとともに、自学自習ができる生徒を育成します。

泉ヶ丘タイム・フォーサイト手帳
Student’s Voice
[中学2年 O.Tさん]
フォーサイト手帳を積極的に活用し、課題や小テストの範囲などを確実に把握できるようになりました。書き込んだ内容をもとにやるべきことを明確にして、迷うことなく学習に取り組んでいます。また、取り組んだことを記録することで日々の頑張りが可視化され、達成感を得られるようになりました。フォーサイト手帳にしっかり記入を続けることで、毎日の学習を自分らしく、前向きに楽しんで継続できています。
高校

学ぶ意欲を伸ばす高大連携

高校では、卒業生などのネットワークを活かした、高大連携プログラムを希望者向けに提供。東京大学や大阪大学、大阪公立大学による公開講座や体験学習などを実施しています。本プログラムの狙いは、受験勉強の先に広がる大学での学びの面白さや、社会との接続性を知ってもらうこと。「大学に合格するための学習」から「未来社会を創造し、自身のキャリアを築くための学習」へと転換し、生徒たちの学びに対するモチベーション向上や、将来を意識した進学先の選択へとつなげています。

大阪大学との連携卒業生・山田憲嗣特任教授による特別授業や大学訪問・講演会など
大学訪問/医学部・工学部の施設見学、体験型プログラム、未来の医学についての講演会など
本校での特別授業/大学で教える物理とは
大阪公立大学との連携数学研究所訪問
大学教授の助言を受けながら、個人またはグループで数学のテーマを設定。今後研究を深め、発表までを行う。
東京大学との連携オンライン公開講座/高校生と大学生のための金曜特別講座
(テーマ例)
・国難災害って何?歴史から学ぶ巨大災害
・戦前日本からポストコロナを考える
・クリスマスはいつ祝う?
大学訪問/東大の研究室をのぞいてみよう!~多様な学生を東大に~
研究室見学、模擬講義、東大生との懇談、施設見学など
Student’s Voice

[高校2年 T.Uさん(3年コース生)]

発展的な内容や研究への熱意に触れ、探究する意欲が高まった

大学で学ぶ数学を知りたいと思い、大阪公立大学との連携プログラムに参加しました。先生たちの熱い想いは刺激的で、数学について深く考えるきっかけに。普段の生活と結びつけて思考したり、自分だからこそできる研究とは何かを考えたりするようになりました。このプログラムを最後までやり遂げ、粘り強く取り組む力を身につけたいです。