学力向上プログラム

幅広い知識や技術を身につける

中学校の総合的な学習の時間

新しい時代に必要とされる力のひとつである「表現力」を育む取り組みを実施しています。中学1年の群読では国語表現として日本の美文・名文に触れ、自己表現力を磨きます。また、それらを暗唱することは古典を学ぶ準備にもつながります。3月の群読発表会では一年間の成果を披露します。中学2年では与えられた課題についての調べ学習を、中学3年では課題を各自設定し、解決していく学習を卒業研究として行います。

総合的な学習の時間

プログラミングを重視した情報科授業

2022年8月に新設された「ラーニングスタジオ」を活用して、プログラミング学習に取り組んでいます。プログラムを書いて実行し、思い通りの結果が得られたとき、ものづくりの楽しさや達成感を味わうことができます。実習を通してより実践的な学びを行い、2025年に実施される共通テスト「情報」においても必要な思考力を養います。

プログラミングを重視した情報科授業

ICT活用による新しい授業展開

生徒の発表や意見交換が円滑に進められるようにタブレット端末を利用しています。タブレット端末に書き込んだ内容が授業支援アプリによって教室内でリアルタイムに共有され、それをもとに授業を展開していくことで主体的な新しい学びを実現します。また、情報収集、教材や資料の配布、映像授業の視聴など授業の効率化だけでなく、さまざまな場面でタブレット端末の活用が進んでいます。

タブレット学習・ICTの活用

実践を交えた理数教育

イノベーションが進む現代にあって、理数教育の重要性はますます高まっています。特に理系コースは相当数の時間を理科や数学に配当しています。理科では多くの実験授業を取り入れ、課題発見能力や問題解決能力を養います。数学では数学的な思考力を育成し、その後、レベルの高い問題を取り扱うようにしています。

実験科目例

  • 高校3年:銀鏡反応・カルボン酸の性質とエステルの合成及び性質
  • 高校2年:金属イオンの沈殿反応・ペーパークロマトグラフィー
  • 高校1年:結晶格子の製作・ピタゴラ装置・気体の発生と性質
実践を交えた理数教育

確かな学力を身につける

きめ細やかな学習指導

泉ヶ丘校の先取学習は、早いスピードで授業を進めるというものではなく、週39時間(中学課程は週38時間)の十分な授業時数を有効に使ってきめ細やかな学習指導を行い、学習内容の先取りと丁寧な指導の両立を図っています。6年コース・3年コース共に高校課程を早い時期に修了し、その後は本格的な大学受験対策授業へと移ります。

きめ細やかな学習指導

夏休みの特別プログラム

中学1年から高校2年では、夏休みに泉ヶ丘サマーチャレンジ(ISC)を実施します。これは各コースの特性に即した特別補習プログラムで、レベル別・分野別に講座を設定しています。個々に必要な講座を受講することで、1学期の総復習や発展的な学習を進めることができます。高校3年では、夏休みのほぼ全期間を使って、夏期セミナー(大学受験対策ゼミ)を開講します。

ISC開講講座(2022年度 高校2年例)

科目 講座名
国語 難関大古文読解/共通テスト現代文/共通テスト古典
数学 2次関数の最大最小/数列/三角比・三角関数/ベクトル/整数の性質/場合の数・確率/数学IA特講
理科 理系化学/生物基礎(文理)/物理
英語 英文解釈(上級・中級)/長文読解(上級・中級)/文法総復習

早朝テスト・早朝読書

毎朝10分、おもに国語・数学・英語の早朝テストを実施しています。基礎知識の定着や計算能力の向上だけでなく、早朝テストの準備を通して、家庭学習の習慣を身につけさせるという意図もあります。また、テストのない日は静かに読書をすることで、落ち着いた気持ちで日々の生活を始めます。

早朝テスト