2023/06/30

各地で塾のお招きを頂戴し、説明会に参加しています

6月最終日である。全国的に天候が不安定で、集中豪雨や日照りといった落差が大きい。体調を維持しにくい時期でもあり、くれぐれも体調面には気を付けたいところである。

さて、このところ各地で塾からお招きを頂戴し、塾生の保護者の方対象の説明会が続いている。6年生の保護者にとって、志望校選択の情報収集の貴重な機会。私も積極的に参加させていただき、自らの教育観を、自らのしくじりも交えて、述べさせてもらっている。

いずれの会場でも、熱心に耳を傾けて下さり、恐悦至極に感じ入っている。本校の宣伝は出来るだけ避けよう。それよりも、保護者の受験における「立ち位置」、子育てにおけるあるべき姿。さらにこれからも長く付き合っていく親子関係に関するありかた、理想。そんなことを、自分の体験から話させてもらっている(さぞかし、理想的な親子関係だろうと思われては、困るのだが……。)

ダイジェストでお届けすると、子育ての目的は「子どもの自立」。精神的自立と経済的自立が完了するのは,個人差はあろうが20代いっぱいはかかるのではないか。その間に、実は親の子離れ、親の自立も求められる。

確かに毎日お弁当を作って塾に送り出しておられるであろうが、「子どもの世界がすべて」なんて生き方は、出来れば避けたい。子育ては、子どもの自立であると共に、親御さんの自立でもある。子育てが自らの人生の支えになっている。分からないではないが、やはり、お母さんも「自分の人生」を大切にしてほしい。そんなことを申し上げた。