2023/07/01

7月に突入しました

早いものでもう7月。今月早々には梅雨明けとなりそうだが、それはそれで猛暑に耐えねばならない季節となる。私も60回以上、日本の四季の移ろいを経験してきたが、ここ何年かの夏の猛暑は半端なく厳しいと感じる。これは一概に、歳のせいとばかりも言えまい。
 
地球温暖化という課題。人類の英知を結集して、この課題に立ち向かえるのか。地球がどんどん傷んできて、疲弊している。自然の恩恵を、経済性や合理性に変換しながら、ここまで私たちは発展して来た。そのツケは確実に後世に大きな爪痕を残している。
 
異常気象もその文脈に含まれる。海水温が上昇し、漁業のあり方にも変化をきたしている。山岳地達でも永久凍土が解け始めている。キリマンジャロの氷河は、大変な勢いで解けている。南方の海抜の低い島では、海水が住居地帯まで浸水してきている。
 
異常気象の地球上での変化は、枚挙にいとまない。解決には、「国境」という壁を取り除いて考えなければならないのだが、それが難しい。この先どうなるのか。言えることは、我々は後世の人々の暮らしに、責任を負わなければならないということ。
 
「地球税」といった温暖化対策に特化した取り組みも必要に思う。脱炭素社会の実現に向けた取り組みは、世界規模でどこまで徹底されているのだろうか。温暖化を人類共通の課題とした場合、さて
、本校ではどのような取り組みが可能なのだろうか。