2020/01/22

ことばの贈り物 2020/01/22

本日5時間目に実施された「職業体験報告会」。中学3年生の代表が、6つの体験に関しての発表を行った。会場は少々寒さの募る体育館ではあったが、中学生全員が見守る中、保護者の皆様のご参加もあり、熱のある発表が繰り広げられた。

6つの団体は、「SHARP」「鉄道病院・コクミン」「大阪地方裁判所」「ATR(Advanced  Telecommunications  Research institute international)株式会社国際電気通信基礎技術研究所」「駐大阪・神戸米国総領事館」「毎日新聞社」。

さすがは中学3年生。その堂々とした発表態度に、下級生も知らず知らずのうちに引き込まれていた。発表を通じて、どの団体にも言えることが、コミュニケーション(意思疎通)の大切さ。しっかり伝え、しっかり受け止めるという関係性。そこにこそ、あらゆる基本があるということが、繰り返し語られていた。

また、グローバルな広がりが今後ますます広がっていくということも、各発表で強調されていた。英語コミュニケーション力は必須条件である。そんな印象を改めて受けた。最後に生徒たちに述べたことを、実況中継風にお送りしたい。
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まずは、本日発表してくれた中学3年生の皆さんに大きな拍手をお願いします。素晴らしい発表だったと思います。また、それをしっかり受け止めようとしてくれた皆さんの聴く態度も素晴らしかった。先生は少し皆さんの聴く姿勢に感動しました。素晴らしい!ありがとう!

さて、今回の報告会は、定期テストに出ない内容ですが、試験に出ないことの中にも重要な学びがあるということは、いつも繰り返し述べていることです。本日の学びも、皆さんの成長には大変意味のある時間だったと確信します。

皆さんは、今はまだ多くの人に支えられながら生きています。ご両親をはじめ、多くの人が皆さんを支えています。本日の職業体験の学びは、人々を支えている立場の人たちが、どのような思いや願いを込めながら、日々人々を支えているのか。そのリアルな実社会の姿を垣間見ることにありました。

皆さんもあと10年もすれば、支えられる立場から誰かを、何かを、支える立場に変わります。その時に必要なものは何なのか。支える立場になって求められるものを、今はしっかり学びとる時間なのだという意識を持ったうえで、日々の学びの時間を大切に過ごしてほしいと思います。

そんな願いを込めての「職業体験報告会」でした。最後に、お忙しい中、生徒のためにお世話下さった6団体の関係者の皆様に篤く御礼申し上げます。また本日お越しくださった保護者の皆様にも深く御礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。

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こうして「職業体験報告会」は終了した。