2021/07/27

「想像力」と「普遍性」の大切さ

本日最終日である。最後までお付き合い願いたい。
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努力しても何の見返りもない世界。優勝しても、賞金はゼロ。こんな不合理な、こんな割の合わない世界に身を置いての挑戦。その姿に、本来我々はこのように生きるべきなのかもしれないと、諭されているような気もします。
 
資本主義社会の経済的な合理性とは真逆の世界に身を投じ、自らの命の危険にさらしながら挑戦し続ける。あまりにもカッコ良過ぎます。でも私には出来ないことです。おそらく2キロも走れません。
 
本日の「ココロの学校2021」で、皆さんに試されるのは、北田雄夫さんのお話を聞きながら、チャレンジ精神を感じとる「想像力」と「感性」です。サハラ砂漠の灼熱の大地を想像してください。氷点下30度の極寒の世界を想像してください。
 
300キロという距離を走り抜くというのはどういうことなのか、そこに思いを馳せてください。それは、大阪を出発点としたら、広島にまで到達する距離です。そんな長い距離を、灼熱や、極寒という極限の環境に身を置きながら、ひたすらゴールを目指すのです。
 
そして北田雄夫さんのお話を、皆さんの身の上に置き換えて考えてみてください。見えないゴールを目指して一歩一歩走り続けるというアドベンチャーレースは、大学進学という見えないゴールに向けてコツコツと勉強を重ねている皆さんの歩みと、共通するところが、きっとあるはずです。
 
前置きが長くなりました。早速本日のゲスト、北田雄夫さんをご紹介します。皆さんどうか盛大な拍手でお迎えください。北田さんどうぞ!
 
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以上である。お付き合いに感謝したい。当日多くの保護者の皆さまもお越し下さった。感謝である。