2021/11/25

忘れてはならない高校3年生

11月も間もなく終わろうとしている。研修旅行という大きな行事も終了し、この後月末から「2学期期末テスト」さらにそのあと中学生・高校1年生2年生と「泉ヶ丘祭」が開催される。いよいよ2学期の終盤に向けた本格的な山場を迎える。

そんな中、このところずっと沈黙を守り続けている高校3年生。全体で取り組む模擬試験も終了し、1月15日の大学入学「共通テスト」に向けた最後の仕上げにかかっている。「第1志望至上主義」を掲げ、安易な妥協をしない。そんな意思が学年全体に貫かれている。

「指定校推薦」で、自分の望む学校・学部がなかったという生徒。成績的にはかなり厳しい中、先日見事自分の夢を実現した。公募制推薦入試で自分の思いを語り、学力と共にその熱意が認められた。このように自己実現が果たせた生徒の未来は明るい。

自らが目標を設定し、それに向けて相当な準備を行う。途中で何度も黄信号や赤信号がともる。しかしながら、そこでめげない。最後の最後まで自分を奮い立たせ、何度も修正を加えて、力の限りをぶつけていく。結果は、目標には届かないかもしれない。

大切なことは、結果ではない。目標を高く掲げ、それに向けて精一杯準備すること。これでもか、これでもかという準備。挑戦しなければ、目標は実現されない。諦めたらそこで終わる。高3生の諦めない気迫を、授業中はもとより、放課後の図書館や教室や自習室開放されている食堂で毎日感じている。

もう一息。多くの受験生が、自分の立てた目標にまっしぐら、である。アッパレ!