2022/05/31

授業見学週間を迎えるに当たって

月末を迎える。明日からは完全衣替え。夏服での登校となる。法人でもこの間「クールビズ」が推奨され、暑さ対策を実践する。首元のネクタイが無くなると、体感温度は随分下がる。社会全体でのクールビズが、随分進んでいるような気がする。

さて、明日からは「教員授業見学週間」。教員同士の切磋琢磨を期待しての教員の学びの週間。私も勉強を兼ねてできるだけ多くの先生方の授業を見学したい。また、自分も断続的ではあるが、放課後補習を行っている。先生方のご参加はウェルカムである。

組織マネジメントをしていると、現場で教えるということがホントに恋しくなる。現場を離れると授業力も低下する。その意味で、断続的な放課後補習は私にとって欠かせない。「いかに分かりやすく」と以前は考えていたが、今は「いかに考え込ませるか」をテーマとしている。

一刀両断の鮮やかな解説も大切である。しかしながら、いかに生徒たちがあれこれ思考するか。少し泥臭いが、そういった活動こそが、学びの本質だと考えるがいかがだろうか。授業に到達点はない。いつも気付きと学びの連続である。見学週間でもそういった先生方に、少しでも寄り添えられればと考える。