2024/02/12

中学1年生からの質問に応えます 2

お休みのひと時をいかがお過ごしだろうか。昨日に続き、中学1年生からの質問に応えることにしよう。お付き合い願いたい。
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Q) 普段の校長先生のお仕事は何ですか?
A) そうですねえ。毎日1400人の生徒がここで生活しています。すると、いろんなことが起こります。それを各学年や担当で解決するわけですが、それを全て知っておかねばなりません。その上で、指示を出すこともあれば、報告を受けることもあります。その数は、毎日そこそこあるんですよ。それ以外にも、毎日ではないですが、本部との連携や地域、PTA、私学連盟、同窓会、出入り業者といったパートナーとの協調も重要なお仕事です。先生の採用試験もしています。Blogも書いてますしね。

Q) 本、出してますよねえ。何冊くらい売れているんですか?
A) バレたか。売れ行きは、ご想像にお任せいたします。印税で家が建つことは全くありません。

Q) 中学生活で一番思い出に残っていることは?
A) 想い出って言えるかどうかわからないけれど、中学3年生の時、廊下で相撲を取っていた。ボクは結構業師(わざし)で相撲には、それなりの自信があった。隣のクラスにボクと同じくらいの体格の生徒がいて、周囲にはやし立てられて、彼と勝負することになった。互いに一歩も譲らずという局面で、投げの打ち合いになった。負けたくなかったボクは、咄嗟の判断で、手を突かず、そのまま廊下のコンクリートに頭から突っ込んだ。その瞬間、前歯に激痛が走り、二本の前歯がきれいに折れていた。勝敗は分からない。ボクはしばらく前歯が折れていることに気づかず、勝負の行方ばかり気にしていた。その後、痛みがどんどん増してきたし、口元は切れていた。

Q) 帝泉での最大の教育目標は何ですか?
A) 崇高な目標を掲げ、それに向かって苦しい準備をし、目標実現のためチャレンジし、結
果を受け入れる。その結果がしくじりであっても構わない。要するに、どれくらい準備に時
間を費やしたか。そのジャンルは何でもいいけれど、出来れば大学受験に向かって行動して
くれればと思う。大切なのは、チャレンジし、たとえ失敗しても、そこから立ち上がること。
レジリエンスを学んでほしい。

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本日はここまで。