2024/02/07

高校3年生の国公立大学出願状況を見ながら

立春を過ぎても、寒さが和らぐことはない。古人も暦の上で春を愛で、本格的な春の到来を待ち望んでいたのだろう。そうした古人の想いと我々の想いは、長い時間の中で、深く繋がっているように思う。

さて、本校の高3生の大学入試の出願状況を全て確認した。多くの生徒が、夢へのチャレンジを諦めていないようだ。特に「前期入試」は、自分が長年心に抱いていた夢を継続させる選択をした生徒が多いように感じた。

崇高なる目標を定め、その実現に向けて懸命に準備する。結果は思うに任せないということもあるかもしれない。だけど、チャレンジすることを諦めることなく。確実なセカンドチャレンジも視野に入れながらの進路選択。

眺めていて、なかなか巧妙な戦略を立てている生徒が多い。結果は、良いに越したことはない。だけど、大切なのは、夢の実現に向けて努力を怠らないという姿勢。人生は、ずっとこの繰り返し。大人だって子どもだってそれは変わらない。

ひとつのチャレンジが終わったら、また次のチャレンジが待っている。それを、成長の糧にしながら、より大きな人間になってほしい。いつも言っている通り「人生、万事塞翁が馬」だからね。ファイト!