2023/10/16

3年ぶりの中学生全校朝礼でした

新たな1週間の始まりである。すっかり秋の様相で、冬服で登校する生徒もちらほら。まだ半袖を貫く猛者もいるにはいるが、少数派。中間テストも終了し、学校も日常を取り戻した時間が流れる。

「生活規律週間」という生徒の規範意識の向上を重点的に指導する特別週間が始まる。また、本日は「中学全校朝礼」が開催され、体育館に全生徒が集合。3年ぶりくらいに私も訓話に参加した。

2学期中間テスト辺りから成績差が顕著になる。特に新入生は、中学生活にも慣れて、ついつい学習を後回しにすることも覚えてきた。学校生活が学習中心になされているかどうかは、今回の成績が物語っている。自分の成績が上向きなら良し。下降気味なら、日常生活に修正が求められる。修正ポイントは日ごろの授業の受け方にある。

といって、水の入ったペットボトルと2つのガラスコップを見せ、1つのガラスコップに並々と水を注ぐ。次にもう1つのガラスコップを逆さまにし、その状態で水を注ぐ。当然水は全てこぼれる。そして、並々と水の入ったガラスコップと一滴も水が入っていないガラスコップを生徒に見せる。ここまで声は一切発しない。

最後に、ペットボトルを掲げ「What’s this?」。さらに水の入ったコップを掲げ「What’s this?」、水の入っていないコップを掲げ「What’s this?」と尋ね、舞台を降りる。子どもたちから、どよめきや疑問の声が湧き上がるが、それには答えない。こうして私の3年ぶりの訓話は終了した。

きっとHRでの話題となろう。それを期待して、子どもたちの行動習慣に、少しでも変化が訪れてくれればと願っている。