2022/03/15

中学入試報告会が開催されました3

最終回である。お付き合い願いたい。
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VUCAの時代といわれて久しい世の中です。これまでは未来と発展が確実に保障されている世の中でした。高度成長時代は、確かにそうだったでしょう。しかしここから先は、何が確かなものなのか、誰にも分からない。最も信頼に値するのは「自分はこうして生きていきたい」といった、自分の人生の理想と責任だと思うのです。
 
先行き不透明な不確実性と板挟みをどのように克服していくのか。そういった考え方と試練を提供することが、学校教育において必要なことだと思っております。常に生徒もご家庭も学校自身も、理想を追い求めるチャレンジャーでなければならない。この部分は不可欠だと思っています。

本校が求める人物像。それはズバリ、「自らの人生を自らの意思で切り開こうとする姿勢」です。そういった人を一人でも育てたい。自分の意思や考えを持ち、それを他者と共有しそこで、さらにそこからの困難に打ち克つ。

それが大学進路でもいいし、集団活動でも構わない。何か自分の得意とすることでもいい。その前提には、自分の意思を持つために、自分の理想を探すために「学ぶ」のだ、という「学びの目的」があるように思います。

学び方も時代とともに大きく変化しました。具体的な本校の取り組みはこの後、中学部長から話してもらいます。チャレンジすること、失敗から立ち上がること、社会性や協調性を身に付けること、グローバルな視座を獲得すること、そして、幅広い知識や技術を身に付けること。

そういった「社会に出るための訓練の場」として、本校の教育はこれからも一貫した指導を貫いて参ります。本校のこれまでの4年間のチャレンジをこの後、お聴きください。

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お付き合いありがとう。