2021/12/08

中学泉ヶ丘祭が終了しました

本日開催された中学泉ヶ丘祭。装いも新たに「合唱コンクール」としてスタートを切って4年目。昨年は開催出来なかった。今年はマスク着用での舞台ではあったが、生徒たちは舞台で若いエネルギーを燃焼させてくれた。それは、見ている者の心に、感動となって受け取られた。私も密かに涙したひとりである。

私は常々「舞台が人を作る」という考え方を持っている。「舞台」とは、ひとことで言えば、自らが準備し、それを他者の前で表現するあらゆることを指す。文字通りの「舞台」もあれば、式典やクラブの試合や大学入試、定期テストや成果発表も「舞台」と言えよう。

やや改まった晴れの場とも言えようか。ここに至るまでの準備こそが、その人をつくり、舞台での表現を通じ、その経験が人格形成に役立つ。見られている中での表現ということが大切である。今回は保護者の皆様にもお出まし願っての開催となった。

保護者の皆様にとって、我が子の成長や晴れ舞台を観るという気持ちは、親として当たり前である。が、もう一方で本校の生徒を見守り、我が子に限らず子どもたちの成長に、惜しみない讃辞を送ってほしい。そんな願いを私は持っていた。それが今回は見事に実現された舞台でもあった。

繰り返すが「舞台」が人を作る。その経験をできるだけ、オフィシャルな形で、かつ厳粛に執り行いたい。中学生が本日の経験を通じ、一回りも二回りも成長してくれたものと信じたい。中学生と当日お越しくださった保護者の皆様にアッパレ!である。ありがとう!