2021/11/20
LINEを始めました
家族以外にlineは開設していなかった。先日突然「26期会」なるグループラインのお誘いを受けて参加してみた。そこには40年前の懐かしい仲間の声が飛び交っていた。私は少しその勢いに圧倒されながらも、40年前を懐かしんでいた。
大学4回生と言えば、その後の進路をどうするかで皆慌ただしい。就職か進学か留年か。私はとにかく就職活動に食指が動かず、教員採用試験を受けるでもなく、ただ漫然と4回生を下宿で過ごしていた。新卒一括採用から乗り遅れ、ひとつのチャンスを放棄した。
卒業間近の2月、とある関西の大きな劇団の養成所オーディションに合格。4月から劇団員を目指す訓練生となった。2年ほどの訓練の後、わずかな合格者のひとりに選ばれ、晴れて劇団員となった。そこから2年余り。いくつかの舞台を経験する中、退団を決断する。演劇人になる覚悟と自覚と厳しさが足りなかった。
「26期会」は、養成所で将来の役者を夢見て、日々レッスンに励んでいた同期生40名ほどの集団。その後の人生もさまざま。「26期会」で最後まで劇団員として舞台を務めていた現役が、今年いっぱいで引退するという。最後の舞台を見に行って、ねぎらいたい。ラインはその話で盛り上がっていた。
大学4回生と言えば、その後の進路をどうするかで皆慌ただしい。就職か進学か留年か。私はとにかく就職活動に食指が動かず、教員採用試験を受けるでもなく、ただ漫然と4回生を下宿で過ごしていた。新卒一括採用から乗り遅れ、ひとつのチャンスを放棄した。
卒業間近の2月、とある関西の大きな劇団の養成所オーディションに合格。4月から劇団員を目指す訓練生となった。2年ほどの訓練の後、わずかな合格者のひとりに選ばれ、晴れて劇団員となった。そこから2年余り。いくつかの舞台を経験する中、退団を決断する。演劇人になる覚悟と自覚と厳しさが足りなかった。
「26期会」は、養成所で将来の役者を夢見て、日々レッスンに励んでいた同期生40名ほどの集団。その後の人生もさまざま。「26期会」で最後まで劇団員として舞台を務めていた現役が、今年いっぱいで引退するという。最後の舞台を見に行って、ねぎらいたい。ラインはその話で盛り上がっていた。
