2021/10/15

第39回高等学校「体育大会」

秋晴れの下、第39回を数える本校の体育大会が開催された。本日は高校1・2年生が4つのチームに分かれ、それぞれでしのぎを削り合った。特に高校2年生にとっては最後の体育大会。コロナ禍の鬱積した思いも手伝ってか、例年以上に気合の入った競技態度であった。

こうした集団活動は、子どもたちの成長に不可欠な教育の場である。学年縦割りで、日ごろ接する機会の少ない先輩後輩の関係が新たに築かれる。また上級生の高校2年生にとっての自覚も促される。保護者と共有できなかったことは誠に残念である。どうか映像を通して少しでも雰囲気を味わっていただければと思う。

高校3年生はこうしたグランドとの喧騒とは無縁。永平寺の僧侶のごとく、自宅で沈思黙考、受験勉強と向き合っている。共通テストまでのカウントダウンは既に始まっている。「やるだけのことはやった」と腹落ちするまでやり抜いてほしい。それは「自己満足」で構わないのだから。