2021/03/17

ことばの贈り物 2021/03/17

本日午前10時より開催された高等学校卒業式。場所をフェニーチェ堺に移しての開催。本日より当日の式辞を掲載したい。お付き合い願いたい。
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街路樹の木々も芽吹き始め、春の足音が一歩ずつ近づいてきています。そんな穏やかな日に、こうして卒業生の皆さんと最後のひと時を過ごせることに感謝申し上げます。卒業生の皆さん、ご卒業、誠におめでとうございます。

また、本日のこのめでたき日をお迎えされました保護者の皆さん。本日は誠におめでとうございます。18年の歳月を振り返り、そのご苦労やご心配もおありのことだったのではないでしょうか。先ほどの卒業証書授与をもちまして、本校生徒287名の卒業が無事終了したことを改めてご報告申し上げます。

さて、卒業生の皆さん。本校入学から3年もしくは6年の歳月を過ごした中で、いよいよ本日を持って次のステージへと進まれるわけですが、今皆さんの座っている場所からは、どんな未来の風景が広がっているのでしょうか。18歳の皆さんの将来は、どんな世界なのでしょうか。

それでは、皆さんのその左ポケットに大切にしまってある「人生ノート」。それを取り出してみて下さい。そして、表紙をめくってください。よろしいでしょうか。

その最初のページは、0ページになっていると思いますが、そこには、皆さんの生まれたばかりの写真がありますよね。元気よく泣いているあなたが写っていますよね。そして、皆さんの誕生を心から喜んでおられるお父さんとお母さんの若々しい姿も見えますよね。皆さん、0ページの様子が発見できましたか?

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本日はここまで。人生ノートに関する内容が続く。また明日。