2020/01/09

ことばの贈り物 2020/01/09

本日は、3学期始業式高校訓話の2日目。2学期終業式の振り返りから話を展開した。お付き合い願いたい。
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高校3年生の皆さんには、大学入試という試練を前にして、それは「何のために?」「誰のために?」闘っているのですか?その明確な「目的」に裏打ちされた具体的な「目標」を立てましょう。大切なのは明確な「目的」を自分の中で立てることです。これは、苦しさや試練を乗り越えるためのひとつの考え方です。そんな話をしました。

さて、今皆さんに見えている「未来」は、「高校生活」のこれからとその先の「大学受験」、大学生活の一部くらいではないでしょうか。まだ10数年しか人生を経験していないわけですから、狭い視野でしか人生の先を見通すことが出来ないのは、仕方のないことです。

私が皆さんに申し上げたいことは、「現在」と同じ環境が、未来永劫続くことはないということです。皆さんの高校生活はやがて終わります。皆さんの学びの時間、「大学受験」に向けた勉強も永遠に続くものではありません。あらゆることが限られた時間の中で展開されます。

そんな限られた状況の中で「現在(今)」をどう過ごすべきか?残念ながら、多くの人が「現在」しなければならないことを見過ごして「現在」という時間が流れていきます。人生は「過去」になってしか「その時の正しい判断」に気付かないということが、往々にしてあります。
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本日はここまで。また明日続きをお送りしたい。