2020/01/06

ことばの贈り物 2020/01/06

新年の新たな始まりである。中学入試の出願もいよいよ大詰めとなっている。本日までの状況は、昨年とほぼ同じ水準で推移している。出願は、1次A・B(1月18日午前・午後実施)は、いずれも前々日の16日の16時まで。2次入試(1月19日午後実施)は、19日の入試直前の15時30分までとなっている。

さて、高校3年生の生徒たちは、大学入試センター試験の最終学年。朝から先生への質問に余念がない。21年度から実施される「共通テスト」に英語4技能と記述式試験の導入を図るという文科省の方針は、2024年度実施に先延ばし。採点ミスを完全になくすのは困難との意見も根強く、具体的な方針が21年度中に示される模様。

ところで、中学の新たな学習指導要領が2021年度から実施される。それに伴い2022年から高等学校も新たな指導要領に順次改訂される。新たな学習指導要領の完成年度の2024年度入試から英語4技能や記述式試験の導入を図る模様。

本校においても2021年度からの中学の新たな指導要領に沿った授業内容の変更が求められる。ここまで見る限り、学習観点の変更はあるが、システム全体を大きく再構築するまでには至らないと考える。その後の2022年度の高校の変更の方が大きい。いずれにせよ、専門部会を中心に、正確な情報収集と慎重な内容変更に取り組みたい。