2019/12/31

ことばの贈り物 2019/12/31

令和元年最後の一日。高校生の終業式の訓話も本日最終回である。お付き合い願いたい。

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さて、いよいよ令和元年も終わろうとしています。高校2年生の人は、大学入試0学期が始まりますね。この大学入試というタイムレースは、フライングオッケーというルールはご存知ですよね。スタート合図のピストルは、いくら待っていても永遠に鳴りませんよね。

高校2年生の人。まだスタートラインでうろうろしていませんか、え?スタートラインの集合場所にまだ来ていない?それはちょっとよろしくないですね。すでに競技場を出て、周回道路を快適に走っている人もいますね。いろいろな方がいるでしょうが、このレースの持ち時間だけは限られていますよね。

この大学入試というタイムレースは、制限時間内でどれだけの距離が走れたかというレースであることに早く気づき、早くスタートを切ってください。スタートの合図に気付かなかったり、集合場所に来なかったりというのは、あなたの責任です。

本日は3つのお話をしました。「ココロの学校」を例に、数値化されない大切な「学び」があるということ、「目的」に裏打ちされた「目標」の設定の大切さ、そして最後に、高校2年生大学入試0学期の始まりに際し、大学入試は「タイムトライアルレース」であり、すでにスタートしている人がたくさんいるということ。そんな話でした。

さて、また年明けの3学期、皆さんの元気な姿を楽しみにしております。健康には充分ご留意ください。私の話は以上です。

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これにて終了。では、また令和2年にお会いしましょう。どなた様もよいお年をお迎えくださいませ。