2019/12/20

ことばの贈り物 2019/12/20

本日は、昨日開催された本年度海外留学に参加した生徒たちの「成果発表会」。多くの生徒が登壇することは、本年度発足した「国際教養部」の活発な活動の履歴でもある。本日はそのご報告をお送りする。お付き合い願えれば幸いである。

まず、大阪府が主催する「おおさかグローバル塾」で夏休みにイギリスのリーズ大学に留学した生徒の談話。この塾に入るのが大変難関であった(府下の高校生300名のエントリーで合格は40人の狭き門)。全額府の負担で、毎週土日に英語研修会を経て、夏休みに1か月の留学。特に優秀な府下の同世代の高校生とのネットワークが出来たことが今後の財産であるという話は印象的。

続いて、夏休みに「ハワイ・イオラニ高校」に留学した2人の中学3年生。「STEMプログラム」というScience・Technology・Engineering・Mathematicsの理系4分野での2週間ほどの学び。現地の高校寮を使った、他国生徒とのバディ生活。英語漬けの日々でドローン作成やレーザーカッティング、プログラミング等を学ぶ。少しリッチなハワイ研修だった模様。

次に、姉妹校のオーストラリア・オールセインツ高校への交換留学。厳正な校内審査を経た5名の参加。約1か月の生活で、最初の1週間は全く言葉が分からず不安だったが、帰国間際ではほぼ英語のリスニングは出来るようになったとのこと。旅費負担のみで、授業料は姉妹校負担。リーズナブルなだけに校内選考は狭き門の激戦。

続いて、韓国Hengshin H.Sへの夏休み留学。「かめゆり財団」の審査で合格した生徒の談話。全く韓国語の基礎がない中での参加だったが、1か月でほぼ韓国語がマスターできたという報告に、場内がどよめく。倍率約20倍の難関を突破しての参加に、大きな成果が見られた。

最後に、現在本校に交換留学生として来日している3人のオーストラリアからの生徒の紹介。12月28日までの約1か月の日本でのホームスティ。ステイ先である本校保護者のご理解とご協力もあり、日本での生活にご満悦の様子。感謝申し上げたい。

このように本年度はより充実した国際交流が実施された模様。次年度もしっかりとしたプログラムを準備し、多くの人たちに海外留学を体験してもらいたいと考えている。