2019/12/16

ことばの贈り物 2019/12/16

新たな1週間の始まりである。今朝はとても寒かった。いよいよ冬が本格化する。中学の2学期最後の全校集会が行われ、「ベル着運動」というチャイム前の着席を生徒会で決めて、実施していた。その評価発表が生徒会の手でなされた。少しずつ主体的な行動が生まれつつある学校である。

さて、「子どもたちの主体性の涵養」というテーマに即して実施された先日の「ココロの学校2019」。中学3年生のとあるクラスの感想文を少し皆様にご紹介しよう。お付き合い願いたい。
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(Nさん)伊藤真波さんの講演を聴いて「自分で決めたことは、だれに何と言われようと諦めずに挑戦し続ける」ということが心に残りました。伊藤さんは、事故で右手を失ってしまったのに、小さいころからの夢だった看護師になることを諦めずに、その夢をかなえました。学生時代苦手だった「バイオリン」も続けられたし、「水泳」でパラリンピックに出場し、両親に恩返しできるようになられたということに、感動しました。
辛いこと、大変なことをたくさん乗り越えてこられた伊藤さんの素敵な笑顔に「本当の強さ」を感じました。私も当たり前のことを当たり前と思わず、日々感謝して過ごさなければいけないって強く感じました。
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(Iさん)片腕を失った伊藤さんの辛さは計り知れないものです。もちろん治療も苦しかっただろうし、お話にもあったように、他の人からの視線も辛いものだったろうということは想像に難くありません。それでも親孝行したいと思って、様々なことを始められた伊藤さんの信念に、自分自身も見習いたいって心の底から思える存在になりました。いつこの毎日が変わってしまうかは分からないし、人生に何が起こるかもわからない。だから、1日1日ここにある幸せに感謝しながら過ごさねばならないと感じました。
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本日はここまで。