2019/06/19

ことばの贈り物 2019/06/19

昨日2019年度版の学校案内の完成冊子が届いた。今年度より中高分けずに、一冊にまとめた。6年一貫の生徒にとって、先行きがよくわかる内容だし、3年コースの人にとって、一貫コースの人たちの学びのプロセスを知ることは無駄ではなかろうと考えた。

以下、案内の中の私のコメントを本日はご紹介したい。お付き合い願いたい。

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学校長として2年目を迎えます。昨年度は「進路指導部」の充実、「生徒指導部」の強化、「中学部」のバージョンアップなどといったことに着手いたしました。ひとつの成果として、2019年春に卒業した生徒たちの国公立大学の進路結果は、浪人生も含め105名となりました。本校開校以来100名以上の国公立大学合格が初めて実現いたしました。

今年度は、昨年度のことは継続したまま、さらに新たなことに取り組もうとしております。
そのひとつは「国際教養部」の発足です。泉ヶ丘校におけるグローバル教育の推進の原動力として、海外留学や資格取得、語学研修といったプログラムを英語科と共に力づよく推進いたします。

また、「ココロの学校2019」を銘打った取り組みも本格化いたします。ひとは、どんな人生においても必ず挫折したり、心折れそうになったりすることがあります。大切なことは「失敗しないこと」ではなく、「失敗した」あと、そこからどうやって立ち上がっていくのかではないでしょうか。

大きな挫折経験から逞しく立ち上がった人たちにお越し願い、生徒たちに熱く語ってほしい。単なる武勇伝ではない、本当の生きる素晴らしさや美しさを生徒たちと共有できればと考えます。これからの帝塚山学院泉ヶ丘中学校高等学校にどうかご期待ください。

以上である。