中2・中3 ISC社会 大阪地方裁判所 傍聴
今年の中学ISC社会は、大阪地方裁判所で実際に裁判を傍聴しました。
中央公会堂で、弁護士の岡本英子先生より裁判所の概要と、傍聴にあたって知っておくべきことを教えていただきました。その後、グループに分かれて大阪地方裁判所に向かいました。
入庁時に所持品検査を受けた後、当日の開廷表から傍聴する裁判を選び、グループごとに傍聴しました。
裁判の内容はそれぞれ違いますが、冒頭手続きから証拠調べ手続き、そして弁論手続きまでを、緊張しながらも見ることができました。また、裁判官・検察官・弁護士などの裁判に関わる職業について知ることができました。
テレビドラマ等での検察官と弁護人の応酬が裁判のイメージだったようですが、実際にはずいぶん違ったようです。法廷は厳粛な雰囲気で、裁判は手続きに沿って淡々と進んでいきました。
また、裁判長、弁護人、検察官が、どうしたら被告人がもう二度と罪を犯さないようにできるかを考えているという側面があることを知りました。裁判は、罪を裁く場であるとともに、人を更生させる場でした。
中学校では、3年時に社会科で裁判について学びます。裁判の様子を間近で見ることから得たものを、今後活かしてくれることを願っています。
【動画】 ISC社会 裁判について