高２　沖縄研修旅行３日目

沖縄班の3日目は、曇り空のなかスタートしました。心配された雨風も思ったほど強くはなく、5～8組の離島行きは実施されることになりました。

南西諸島を雨雲が覆い隠すなか、石垣島周辺だけ晴れ間が見えたのは本当に幸運でした。

離島コースは、黒島班・竹富島班・小浜島班に分かれます。

船に乗って近くの島にお出かけすることのない私たちにとって、すべてが新鮮な体験です。波しぶきを受けながら滑走する船に乗り、離島へ向かいます。

黒島班ではウミガメの放流を体験しました。持ち上げるとずっしりと重みのあるウミガメがヨチヨチと歩む姿に、みんな「かわいい！」とカメラを向けていました。その後のBBQも生徒たちにとっては楽しいイベントだったようです。

竹富島班は島内を歩いて散策しました。総勢15名という少数での訪問でしたが、一緒に歌を歌いながらの散策で、団結力はどこにも負けません。南国ムード満点で、日本にもこんなに絵になる風景があることにみんな驚いていました。アイスを食べたり砂浜を歩いたり、まるで海外のような雰囲気を楽しんでいました。普段では味わえない経験を共有した15名にとって、生涯忘れられない思い出になったのではないでしょうか。

小浜島班はシュノーケリングです。幸い波も穏やかで海の色も澄んでいました。ほとんどの生徒が初めての経験ということでしたが、彼らの表情からは怖さや不安はあまり感じず、わくわくしているようでした。浅瀬でぷかぷか浮くところから練習。徐々に慣らしていって、いざ潜ると、美しい青の空間に色鮮やかな珊瑚や魚がすぐ目の前です。その美しさに感動したのか興奮したのか、みんな思わず声を上げます。沖合いに出る頃には海にも慣れ、彼ら彼女らはすっかり「海人」になっていました。

一方、1～4組は昨日の5～8組の行程で動きます。ビーチクリーンの後、カヌー班と石垣焼班に分かれます。昨日よりほんの少しだけコンディションが回復した状態でカヌーができたように思います。大雨が予想された今日でしたが、それほど大崩れせず、傘がいらない時間も多かったように思います。

明日は石垣島の最終日。晴れ渡る空の下で集合写真を撮りたいものです。

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