2024.11.16

【校長通信】地域清掃活動「Toukiyama Clean Project(TCP)」について

昨日、中学3年生以上はクロスカントリーを実施し、中学1・2年生は地域貢献活動の一環として、晴美台地区の方々と交流しながら地域清掃活動「Toukiyama Clean Project(TCP)」に取り組みました。
まず文化ホールでは、晴美台地区自治会の方による活動紹介が行われ、その後、オーボエ奏者の飯森理信さんによる演奏を鑑賞しました。飯森さんはオーボエだけでなく、フルートやサックス、バンジョーなど様々な楽器を使い、カラオケ音源を背景に一人で多彩な演奏を披露してくださいました。その圧巻のパフォーマンスに、生徒たちも大いに魅了されました。

続いて、本校の管弦楽部に所属する中学1・2年生とのコラボレーション演奏が行われました。特に「YMCA」の演奏では、生徒たちが「Y」「M」「C」「A」の文字を腕で表現し、会場全体が大いに盛り上がりました。昭和世代には懐かしいこの演目ですが(笑)、生徒たちも楽しみ、会場は一体感に包まれました。また、飯森さんは演奏中に通路を歩き、生徒たちの間近で生演奏を披露してくださる場面もあり、特別なひとときを作り上げてくださいました。

文化ホールでのプログラムが終了した後、生徒たちは割り当てられたエリアで地域清掃活動を開始しました。ちょうど飯森さんが帰宅されるタイミングで、私もお見送りのため駐車場でお話をしていたところ、管弦楽部の生徒が一人、「今日は一緒に演奏させていただきありがとうございました。本当に楽しかったです」と走って挨拶に来ました。その後、他の部員も次々と飯森さんに感謝の言葉を伝え、お別れしました。

生徒たちが今回のコラボ演奏を心から楽しみ、礼儀正しく挨拶する姿に感心しました。クラブ活動を通じて学ぶことの多さを改めて感じる機会となりました。
その後、私はクロスカントリーの様子を見に学校を出たため清掃活動の詳細は確認できませんでしたが、中学1・2年生が縦割りでレクリエーションや清掃活動を行ったことで、学年を超えた交流が生まれたようです。地域清掃も含め、大成功の行事になったと感じています。関わってくださった晴美台地区の皆様、本当にありがとうございました。