【校長通信】クロスカントリーについて
天候が心配されましたが、前日の時点で何とか実施可能と判断し、当日を迎えました。朝は曇り空で少し不安もありましたが、生徒たちにとってはむしろ走りやすい天気だったのではないかと思います。
クロカンは、以前から高校男子が学校から光滝寺キャンプ場までの往復約40kmを、高校女子と中学3年生は滝畑湖畔までの往復約34kmを、4~5人の班で助け合いながら走る伝統的な行事です。ただし、近年は様々な事情を考慮し、折り返し地点を変更して実施することもありました。今年は、滝畑湖畔から光滝寺キャンプ場までの区間が工事による通行止めのため、高校男子は滝畑湖畔までの往復約34km、高校女子と中学3年生は関西サイクルスポーツセンターまでの往復約23kmで実施しました。
なお、高校女子の中には、「男子と同じ滝畑湖畔まで挑戦したい」という班もあり、希望を許可したところ、予想以上の班が挑戦していました。滝畑湖畔で生徒たちに声をかけると、「クロカンが楽しみで友人3人で滝畑湖畔まで一度下見に来たんです!」という生徒もいて、思わず驚かされました。
途中で出会う生徒たちは、「足が痛くて死にそう!」「車に乗せて~!」などと言いながらも最後まで頑張り抜く姿をたくさん見せてくれました。そして、PTAの皆様が朝から準備してくださった温かいぜんざいをいただき、ホッとした様子で達成感を味わっているようでした。朝早くから夜の片付けまでサポートしてくださったPTAの皆様、本当にありがとうございました。
生徒の皆さん、しっかりと体を休め、疲れを癒せたでしょうか。生徒たちのいろいろな表情が見られて、とても嬉しい一日でした。
【動画】2024クロスカントリーの様子