高2 沖縄研修旅行2日目
沖縄班の2日目は、朝から雨模様で風も強いため、残念ながら1~4組が予定していた黒島・竹富島・小浜島の3離島への渡航は中止となりました。
生徒からは落胆の声も聞こえましたが、旅にトラブルはつきもの。すぐに切り替えて石垣島内でのアクティビティに向けて準備をしていました。
まず石垣鍾乳洞を見学しました。長い時間をかけて作られた幻想的な空間は自然の美しさを感じます。また洞窟内は静寂に包まれ、外の嵐さえ忘れそうです。生徒たちは探検気分でどんどん進んでいきました。
その後、サンドブラストと呼ばれるガラス細工体験を行い、みんなきれいなグラスを作っていました。思い出に残るお土産になったに違いありません。
一方、5~8組は悪天候のなか、幸運にも予定通りに行程を進めることができました。
まずビーチクリーンです。八重山諸島には日夜、大量の海洋ゴミが漂着しています。私たちが昨日から見てきた美しい自然が人間の手で失われようとしているのです。生徒たちは、風の強いなかの重労働に汗を流しながら、みんなで協力してゴミを運ぶことで一体感が高まっていったと思います。今回の研修旅行のテーマであるSDGsがより身近に感じられたのではないでしょうか。
その後、石垣焼班とカヌー班に分かれました。
青色が鮮やかな石垣焼は石垣島の名産品です。それぞれが思い思いの形に皿を作ります。その表情はとても真剣。近づくカメラにも気付かないほど。きっとこちらも思い出の品になるでしょう。
カヌーは2人1組で協力して漕ぎます。息があわないと上手く進みません。雨も落ちるなか森をかき分け川を下り、大自然と一体になっていました。
本来とは違う行程や友達とは違う行程でも、彼らは楽しそうに過ごしていました。
きっとどこへ行っても楽しむ力があるんだなと感じました。
明日の天気が少しでも良くなることを祈っています。
【動画】高2研修旅行の様子