2024.12.14

【校長ブログ】大阪大学に行ってきました②

昨日の「大阪大学に行ってきました①」の続きです。

午後は講師を交代してさらに1時間の第二部の講演を受けました。山田先生の講演では、医工連携の研究を通じてこれまでに開発された技術の紹介や、大学院進学時になぜ理学部から工学部へ進路を変更したのかといった説明がありました。生徒たちは興味津々で目を輝かせながら話を聞いていました。
お二人の先生に共通して感じたのは、社会に対する熱い思いと、それを行動に移して貢献されている姿です。医療を工学的に支援し、医学の発展に貢献されている山田先生は、看護の分野にも初めて工学的なサポートを導入されました。また、桝田先生は、医療の現場で自分のスキルを磨いて患者を救うだけでなく、医療機器を開発することで、さらに多くの命を救えるのではないかと考え、起業して実行に移されました。
生徒たちにとっては非常に情報量の多い講演で、内容についていくのが大変だったかもしれません。しかし、お二人の貴重な経験や熱い思いを直接聞くことで、大きな刺激を受けたのではないでしょうか。
今回の貴重な体験を、これからの学校生活や、自分自身で進路や目標を判断する際に活かしてほしいと思います。
今回のプログラムの実施にあたり、多大なご尽力を賜りました山田先生、桝田先生、このたびはご多忙の中、本当にありがとうございました。