2024年度

先生がつないでくれた縁。夢へと挑戦する背中を押してもらった。

井⼾ 萌々⾹東海大学 工学部 卒業 ANAウイングス株式会社 パイロット訓練⽣

楽しい空の旅を提供できるパイロットをめざして

私は大学でパイロットのライセンスを取得し、訓練生として2024年4月にANAウイングス株式会社に入社しました。現在はパイロット訓練前の研修期間で、キャビンアテンダント(CA)の運航管理やホテル・食事の⼿配をする部署に勤務。フライトが急にキャンセルになったCAに他の便を手配するなどのサポートを行っています。空模様の些細な変化などでキャンセル・変更は起きてしまいますが、どのような状況でもCAの方々が滞りなく乗務できるように心がけています。天候や機体の小さな不具合が地上のサポート部署に大きな影響を与えることを学び、将来自分がパイロットとして飛ぶ際の責任の重さを実感する日々です。パイロットの訓練に入るのは次年度から。無事に審査に合格したら、お客様に安⼼して空の旅を楽しんでいただけるような運航をしたいです。

何度も支えてもらった、今日まで続く深い絆

泉ヶ丘校ではパイロットという夢に向けて、先生方にたくさん支えてもらいました。女性のパイロットは少ないことに加えて身長によるハードルもあり、はじめは「どうしたらなれるのだろう」と模索していました。そんなとき、先生がパイロットとして働く卒業生を紹介してくれたのです。その方は男性でしたが、私の話を聞いて女性のパイロットを紹介してくださることに。自分の目指すキャリアを歩んでおられる方々とお話しできたことは大きな希望となりました。ライセンスが取れる大学の学費が高く悩んだ際も、先生に「熱意を持ってご家族に相談しよう」と背中を押してもらいました。

学校生活を振り返って感じる泉ヶ丘校の強みは、⼈のつながりの強さ。中高の6年で終わる関係ではなく、ずっと続く深い関係を築くことができました。今でも友⼈たちとは連絡を取って集まりますし、先⽣から「元気にしている?」とご連絡をいただくこともあります。後輩のみなさんも悩んだときは先⽣⽅に相談することをおすすめします。きっと親身に話を聞き、夢を叶える方法を一緒に考えてくださるでしょう。

井⼾ 萌々⾹
[6年コース 2019年卒業]

東海大学 工学部 卒業 ANAウイングス株式会社 パイロット訓練⽣