2024年度

「好き」に没頭した学校生活。幼少期からの夢が、実現するまで。

長屋 航平近畿大学 理工学部 卒業 近畿車輛株式会社 勤務

先生と友人に恵まれ、充実した学校生活を送ることができた

私の学校生活は、「鉄道」一色でした。幼いころから電車が好きで、志望校を選ぶ基準も鉄道研究部があるかどうか。その中から、雰囲気や通いやすさなどを考慮して泉ヶ丘校に進学しました。一番の思い出は、高校2年のときに「全国高等学校鉄道模型コンテスト」で全国1位になったことです。前年に私の発案でコンテストに出場したものの、こだわりを形にしきれずに惜敗。2回目の出場では長時間かけて準備し、「HOゲージ車輌」という部門で最優秀賞を獲ることができました。顧問の先生は、大会前に夜遅くまで活動するための許可を取ってくれたり、全面的にサポートしてくれました。生徒がしたいことを何より尊重し、応援してくれる風土があるのが泉ヶ丘校の良いところだと思います。 大学受験の際は、電車の製造に携わるという夢のため、志望先を工学部の機械工学系に絞っていました。クラブ活動にのめり込んでいたため成績をアップさせるのは少し大変でしたが、友人たちと問題を出し合ったり、先生に相談に乗ってもらったりしながら乗り切りました。

泉ヶ丘校で夢中になって追いかけたことが、今日につながっている

現在は小さい頃からの夢だった、鉄道車両の製造会社に勤務。泉ヶ丘校生なら誰もが知っている南海電車の製造にも関わっています。自分の設計した部品で車両ができあがるとやりがいを感じますし、携わった車両に乗って通勤したときは感無量でした。

泉ヶ丘校の友人や先生とは、今でも交流が続いています。同窓会の出席率はとても良く、卒業生の母校愛が強いと感じます。それだけみんなにとって泉ヶ丘校での日々が充実していたということでしょう。気の合う友人と好きなことに打ち込んだ記憶は今でも鮮明です。

後輩のみなさんも、将来やりたいことがある人は夢に向かって邁進してください。「好き」を仕事にすると大変な面もありますが、何より楽しいです。得意分野を他人に評価してもらうことは新しい挑戦を始める自信へとつながり、卒業後も自分を支える軸になります。泉ヶ丘校には、そんなみなさんの挑戦を手助けし、応援してくれる先生方が待っています。

長屋 航平
[6年コース 2016年卒業]

近畿車輛株式会社 勤務