2022年度

留学で気づいた語学の面白さ。興味を追究する積極的な姿勢を養ってくれた。

倉山 拓士大阪大学 外国語学部 外国語学科 ドイツ語専攻

留学でも受験でも、手厚く支えてくれた泉ヶ丘校。

学習のサポートや補習が充実していることに惹かれて泉ヶ丘校に入学。英語が好きで、海外留学に興味を持ったのをきっかけに、高校1年の夏、オーストラリアへ1カ月間留学をしました。留学前には友達と英語だけで会話をしたり、補習に参加して留学に便利なフレーズを学んだり、一緒に頑張れる同級生の存在や学校の充実したサポートを実感しました。

留学先では母語の異なる人々とコミュニケーションをとるなかで、「文法に従うと言葉の意味が伝わる」ということに感動。この留学が、英語をはじめとする外国語の文法に興味を持つきっかけになりました。元々、理系学部の受験を考えていましたが、外国語を学びたいという思いから文系へ転向し、大阪大学の外国語学部を志望。切磋琢磨できる友人たちと学校の自習室で勉強に励み、志望校に合格できたことはとても良い思い出です。

泉ヶ丘校の本当の魅力に気づいたのは卒業後です。大学で、先生方の補習や添削について友達に話したところ、その手厚さに驚かれました。留学前や受験期に学習をサポートしてくれた泉ヶ丘校の先生方には、本当に感謝しています。

泉ヶ丘校で培った積極性。一歩踏み出した先の楽しさを学んだ。

大学では、英語よりも文法が複雑なドイツ語を専攻し、文法や発音を学ぶ音韻論はもちろん、ドイツ史や文学、哲学を学んでいます。今後はドイツに赴き、地域ごとに異なる発音について研究したいと考えています。

また大学に入ってからも国際交流をしたいという思いから、オランダの学生とオンラインで交流する、日蘭学生会議という団体に参加しています。環境問題について英語で意見を交わしたり、自分の国の歴史についてプレゼンをしたり。時には大使館を訪問することもあり、さまざまな活動ができて面白いです。

今でも国際交流に積極的でいられるのは、高校時代に留学を経験し、勇気を出して一歩踏み出した先の楽しさを知ることができたから。コロナ禍で機会は減っていますが、後輩のみなさんにはチャンスがあればぜひ留学に挑戦してみてほしいです。

倉山 拓士
[3年コース 2022年卒業/堺市立福泉中学校出身]

大阪大学 外国語学部 外国語学科 ドイツ語専攻