大学入試や実社会につなげる探究学習

泉ヶ丘校では、主体性を育むための学びを段階的に展開。
生徒たちの中学校・高校での成長は大学合格実績にも表れています。

中学校

3年間かけて養う生徒の主体性、課題解決力

中学校では、先行き不透明な社会を生き抜くための主体性や課題解決力を、3年間を通して養成。中学1年では「群読」、中学2年では「探究学習」と段階的に力を伸ばし、中学3年では集大成として課題解決型学習(PBL)を実施します。2023年度は「学校を改善する守れる校則・施策づくり」「食品ロスを減らす食堂メニュー開発」など多彩なテーマがあがりました。食品ロスの班は、食堂での食品ロスを解決するメニューとしてハンバーガーなどを提案。クラス発表後に試食会やアンケートを実施して、その成果を卒業研究発表会で披露しました。班での調べ学習や研究発表を通じて、コミュニケーション力や協調性も養われます。

<中学3年 PBLの様子>

①個人や班で調べ学習、テーマを検討

①個人や班で調べ学習、テーマを検討

②テーマを選んで班でクラス発表

②テーマを選んで班でクラス発表

③実験やアンケートを実施(写真は試食会)

③実験やアンケートを実施(写真は試食会)

④卒業研究発表会で成果を報告

④卒業研究発表会で成果を報告
中1 群読発表会
中3 PBL発表会

自学自習を促す取り組み

2021年度より中学生を対象に実施しています。「泉ヶ丘タイム」で自学自習を促し、「フォーサイト手帳」に日々の学習状況を記入しながら自分で学習計画を組み立て、振り返る習慣としてのPDCAサイクルの定着を図るとともに、自学自習ができる生徒を育成します。

泉ヶ丘タイム・フォーサイト手帳
Student’s Voice
[中学2年 R.Oさん]
最初はフォーサイト手帳の活用法が分からず、苦労していましたが、友人の使い方を参考にしたことがきっかけとなり、今では自分なりの記入法を確立できました。毎日の時間割や課題はもちろんのこと、テストでのミスや長期的な目標、時には落書きも交えながら楽しく記入することで、勉強のモチベーション維持につながっています。おかげで時間を有効に使えるようになり、進級時に一つ上のクラスに上がることもできました。
高校

学びを大学入試につなげる、丁寧な進路指導

「なぜその大学に行きたいのか」「そのために中学校・高校でどのような努力をし、どのような学びを得たのか」が問われる総合型選抜・学校推薦型選抜入試の定員が徐々に増加しています。泉ヶ丘校では中学から探究学習に取り組み、学びを大学入試につなげるための指導を行っています。特に高校3年では一人ひとりの志望に合わせた個別指導を行っており、面接指導や小論文指導などのサポートを充実させています。その結果、2024年度も13名の生徒が総合型選抜・学校推薦型選抜入試に合格しました。

学びを大学入試につなげる、丁寧な進路指導
添削画像あ1
添削画像2
国公立大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 13名合格
大阪大学2名
徳島大学
(医学部医学科)
1名
奈良県立医科大学
(医学部医学科)
1名
北海道大学1名
大阪公立大学1名
大阪教育大学2名
和歌山県立医科大学1名
和歌山大学1名
他3名

Voice
2024年度北海道大学フロンティア入試に合格

長年頑張ってきた数学への熱意をぶつけた特色入試

北海道大学 理学部 数学科
[6年コース 2023年卒業 N.Jさん]

得意科目を作りたくて、中学3年から数学の勉強に注力するように。そこから3年間取り組んだ成果を生かして特色入試に挑戦しました。僕が受験した北海道大学のフロンティア入試では、一次選考で志望理由書を提出し、二次選考で筆記の学力試験と面接試験が行われます。試験へ向けては、志望学科に関連する教科の先生方や担任の先生、進路指導部の先生などに、丁寧に添削指導をしていただきました。面接ではこれまでコツコツ勉強してきた学習への姿勢や素直な意欲が評価されたと感じています。数学に注力したいという僕の意欲に応え、サポートしてくれた泉ヶ丘校の先生方にはとても感謝しています。

2023年度京都大学特色入試に合格

理学療法士になるという夢を叶えるため、特色入試に挑戦

京都大学 医学部 人間健康科学科
[6年コース 2022年卒業 F.Aさん]
高校でサッカーに打ち込んだ経験から、リハビリやけがの予防を通してスポーツ選手を支える理学療法士になりたいという強い思いがありました。その目標に向かって、チャンスを増やすために京都大学の特色入試にもチャレンジ。特色入試では、高校での活動実績や学ぶ意欲、志が重視されます。第一志望を最後まで貫くべきだという先生の言葉のおかげで、あきらめずに挑戦することができました。小論文対策も丁寧に指導いただき感謝しています。