2024/03/10

中学総合学習発表会でした

おやすみのひと時をいかがお過ごしだろうか。寒さがまだ少し続いている。さて本日は、昨日泉ヶ丘駅前の「ビッグアイ」で開催された「中学総合学習発表会」の内容を中心にお伝えしたい。多くの保護者の皆様にもお越し願い、感謝申し上げたい。
 
午前中は、中学3年生の「PBL学習」の8組選抜のプレゼンテーション。身近にある課題を見つけ、その実態を調べた上で、解決に向けた具体策を提案する。課題として取り上げられたテーマは「貧困問題」「食品ロス」「学校改善」「健康管理」という4つ。
 
「学校改善」では、更衣室の使用実態を調べ、その美化改善計画を提示。「健康管理」に関しては、本校教諭の生活習慣病を把握した上で、指導後どれくらい数値改善が見られたか。あたかも、ライザップの学校版であった。どのプレゼンも科学的で興味深い内容であった。
 
中学2年生は、次年度「北海道研修旅行」のオリジナル旅程をプレゼンした。どのコースもなかなか興味深い内容。旅行業者の指導の下、プロの業者を凌ぐようなプレゼン内容が随所に見られた。「企画」という業務経験を、中学2年生で積み上げてくれたことは、今後の貴重な経験となろう。
 
また、午後は中学1年生が取り組んで来た「群読」学習の発表会。古典、詩歌、近代小説を中心にクラス単位での発表が続いた。1時間の舞台はあっという間に過ぎ去った。私が一番感心したことは、この同じ会場で昨年4月に入学式を迎えた1年生の成長。
 
1年の歳月を経た子どもたちの逞しさに心が揺さぶられた。立派に中学生に成長していた。そしてこの「群読」を通じ、我が国の文化の継承が実現されていることに意義を感じた。熱心に最後までご覧下さった保護者の皆様に、改めて感謝である。ありがとう!
 
その他ご報告しておきたいことは「カナダターム留学」に参加していた7名の生徒が、元気に帰国したこと。後日、様子を聞きたい。また、国公立大学の前期入試結果も、子どもたちのここまでの頑張りが、評価される結果である。詳細は、後日ご報告したい。
 
いずれにせよ「舞台が人を創る」ということを、改めて感じさせてもらえた一日であった。