2022/07/03

Society5.0に向けて 2

お休みのひと時をいかがお過ごしだろうか。昨日に続き今後Society5.0の時代に突入する中で、どのように世の中の職業が変化するか。既にご存知の方もおられようが、オックスフォード大学の研究結果をご紹介したい。

 

AIの発達によって無くなる可能性のある職業には、一般事務員、銀行員、警備員、建設作業員、スーパーやコンビニ店員、タクシー運転手、電車運転手、集金人、ホテル客室係・フロントマン、工場勤務者といった職種が挙げられている。

 

町を見渡しても、コンビニやスーパーの支払いが自動化されつつある。銀行はATMで充分だし、支払いや入金もネット決済が主流になりつつある。ホテルのチェックインやチェックアウトも自動化されつつある。既にSociety5.0に差し掛かっている。

 

逆にAI化が進んでも、営業職、介護職、カウンセラー、データサイエンシスト、コンサルタントといった職業は、生き残る可能性が高いとされる。つまり、対人関係力が要求される仕事は、機械に置き換えることが難しいということがわかる。

 

本校が現在取り組んでいる「タブレット学習」や「双方向性の対話型授業」、「群読」、「PBL活動」、「情報科」のシステムチェンジいったことも、Society5.0を見越しての取り組みである。

 

このような時代の変化への対応、言い換えればコミュニケーション力の向上こそが、今後社会で必要とされる能力のように思う。本校の教育内容が大きく変わったと言われる一因に、こうした時代変化に対応している点があるように思うが、いかがであろうか。