2022/07/18

同窓会誌のインタビュー記事をご紹介します 2

連休2日目である。いかがお過ごしだろうか。同窓会誌「せいうん」のインタビュー記事のご紹介の2日目である。お付き合い願いたい。具体的に、規範意識を向上させる手順についてである。
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―具体的にはどういうふうに変えていったのですか?
朝礼が始まる8時30分のチャイムが鳴る前に整列ができていること。教師は一切口出しせず、生徒主体で行動させました。並ぶだけ、私語をしないという、ただそれだけのことなのです。

生徒たちは月曜日の8時30分より前には、体育館に全員集合整列しておかなければならないので、当然遅刻もできませんが、徐々に全体が揃うようになりました。毎週の集団行動の繰り返しにより、規範意識も生徒たちに少しずつ浸透し始めたように思います。校外学習に行くと、教師が指導することなく整列できるようにもなっていました。

バスのマナーについては直行バスのターミナルに教師が整列指導を行っています。当初は地域の方からマナーが悪いとの電話がありました。生徒指導上で大切なことは、教員の足並みが揃っているということです。

こうした5年間に及ぶ生徒指導の地道な活動成果は、全保護者に向けての保護者アンケート結果に反映されています。ここ数年、生徒指導項目の保護者の肯定回答率は90%を超えています。コロナ禍で少し中断しておりますが、何よりもきちんと型を作って、そこから外れたら戻すように指導することが重要です。

やって見せ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ(山本五十六)
だと思いました。

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以上である。また機会があれば、記事のご紹介を行いたい。