2022/08/19

2学期から新たな挑戦が始まります

本校の教育目標のひとつに「挑戦することに価値を見出そう」というものがある。「挑戦」するのは何も、子どもだけではない。いや、むしろ大人である我々自身こそが、新たな課題に「挑戦」することが求められる時代ではないか。「大人の主体性」が今、問われているように思う。

この2学期から本校では2つの新たな試みに挑戦する。ひとつは高校1年生の「情報科」の授業。大学入試科目に「情報科」が採用されるという報道が先行し、具体的中身は不明。しかしながら、本校では新たに「プログラミング」学習を、京都大学との共催で展開する。生徒にとっても学びに、一定水準の手応えを感じてもらえると期待している。

もうひとつは、中学3年生で展開する「卒業研究」。課題を策定し、グループワークを通じて、疑問の解決に向けた取り組みを行い、論文作成を経て、最後は全体発表を行う。PBL(Project Based Learning)としてのアプローチである。それには、「ルーブリック評価」も必要。専門家の意見を聞きながら、生徒主体の学びを展開したい。