2023/07/09

西国三十三所観音巡礼を打ち終えました

お休みのひと時をいかがお過ごしだろうか。個人的なことではあるが、先日、「西国三十三所観音巡礼」をようやく打ち終えた。丸4年ほどかけての巡礼。それぞれの寺に趣きと個性があり、仏様の表情もさまざま。個人的には興福寺の宝物殿にある「阿修羅像」、長谷寺の十一面観音菩薩さまが心に残る。
 
ほとんどを車で回ったのだが、これを徒歩で周るとなると、相当な距離。昔の人たちはそれをなし得たのだから、やはり凄いの一言。結願した33番札所華厳寺で納経を受けたときは、得も言えぬ安堵と達成感が込み上げてきた。
 
この年齢になると、そうした仏の道といったものが、日常に自然な状態で存在する。関西には名だたる寺社仏閣がたくさんある。先人たちの思いを乗せて、今日まで受け継がれる祈りの世界。また時間があれば、身近なところから触れたい。