2024/03/07

ことばの贈り物 アーカイブ20

『ココロの学校2019』で、伊藤真波氏をお招きした時のblogである。

本日開催された「ココロの学校2019」。伊藤真波さんをお迎えしての講演会。中学1年生から高校2年生までの全生徒とPTA文化委員会共催で、保護者の方も150名ほどご参加されての開催。泉ヶ丘駅前のビッグアイは熱気に包まれた。

二〇歳の時、事故で右腕を失われた伊藤さんのその後の人生が、会場の人々の心を打つ。壮絶極まる闘病生活、逃げ出したい日々の葛藤、自己と向き合う中で徐々につかんでいく生きる希望、人々に支えられる感謝。「当たり前」が失われた時に、人はどう生きるのか。

笑顔の絶えない一人の女性が、生徒や保護者や我々教員に語り掛ける言葉は熱い。「感謝・感動・共感」をテーマに掲げた「ココロの学校」。生徒たちの心に養分補給できたことは確信した。会場を後にする生徒たちの表情に、泉ヶ丘の明るい未来を感じた。(2019・12・11)