2023/05/28

日々雑感

お休みのひと時をいかがお過ごしだろうか。毎日こうして「ことばの贈り物」を発信しているのだが、どれくらいの方が目を通されているのか、正直分からない。先日の私の就活の無様な姿など、ホントならあまり明かすべきではないのかもしれない。

だけど、教育方針の大きな柱として「チャレンジすること」そして「失敗から立ち上がる精神性を身に付けよう」といったことを掲げている。この考え方は、まさに私がこれまで生きてきた道筋そのもの。

誰しも「順風満帆」の人生を願うのだが、決してそうはならない。大きな岐路に立たされた時の決断。そこにその人の考え方、哲学、生き様、価値観が反映される。その際、最後は自分で決めるという意志の力が大切だと思いながら、私は生きてきた。これからもこのことは変わらないだろう。

その点で、家族や職場のスタッフに迷惑をかけていることは否めない。自分の意志を尊重するということは、やはり周囲の献身的な協力なしには成り立たない。そのことも、年齢と共に分かってきた。

今は亡き両親の墓前で、手を合わせながら、申し訳なかったという気持ちに苛まれる。母親は恐らく、ただただ私の身を案じながら、私の安寧を念じながら、天に召されて行ったと思う。墓前での祈りは、ひたすら両親への感謝だけである。