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ことばの贈り物
1982年のころ 2
2023/05/17
1982年のころ 2
1982年のころの私は、4回生であるにもかかわらず、社会に出るということにめちゃくちゃ臆病だった。これまで演劇や音楽活動をしてきた自分が、急に髪を整えて、スーツに身を固めることが想像できなかった。志望動機???そんなもの何もない。何も語れない。
あれは4回生の9月頃だったと思う。私の下宿先に、母が姉を伴って突然やって来ている。部屋にたたずむ母を見て、私は驚いた。彼女がわざわざ下宿先まで乗り込んできたのには理由があった。「スーツを買え!」という強制命令だった。
当時既にOLをしていた姉の説得もあり、しぶしぶ京都の高島屋まで「連行」される。スーツ売り場には、たくさんの商品が並んでいる。売り上げが確実に見込めると確信した店員の笑顔が、妙に鼻につく。私以外は全員、敵・敵・敵。
全てを察した店員の愛想笑い。彼女にお願いしたことは、最も目立たないスーツを一式用意してほしい。値段は出来るだけ安いものを……。仏頂面で試着を済ませ、靴、靴下、ネクタイ、カッターシャツと一式揃えてもらった。もはや、着せ替え人形である。
本日はここまで。
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