2022/07/26

1学期終業式訓話 3

本日は終業式でお話しした内容の最終回。お付き合い願いたい。
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さて、高校3年生の皆さんにとって、大学入試という大きな壁が今、皆さんの前に立ちはだかっています。入試問題に挑戦すると、その難度の高さに打ちひしがれそうになります。その険しさに心が折れそうになるかもしれません。模擬テストの判定結果があなたの可能性を打ち砕く。そんな結果を突き付けられている人がたくさんいることを私たちは知っています。

この夏休みは無様なくらい、カッコ悪いくらい、泥臭い日々をお過ごしください。ボロボロになるくらい、勉強で自分を苛め抜いてください。明けても暮れても課題に取り組んでください。焦る必要は全くありません。出来なければ、も一度、基礎基本に立ち返りましょう。

高校1年生の教科書や参考書を見直すところから始めたって、いいじゃないですか。分からない、出来ない自分と徹底的に向き合い、少しでもできる自分になる夏休みにしませんか。人生で、勉強に時間を費やす時期というのも早々ありません。この夏は、全ての時間を勉強に費やす、人生で限られた特殊な時期だと思います。

そして、そんな泥臭く生きる皆さんを私たちはしっかり応援します、支えます、助けます。だから、逃げずに、真っ正直に、正面突破を図りましょう。大丈夫です。皆さんの先輩たちもみんな通ってきた道ですから。

今年度も多くの高校3年生が、校内夏期講習会に申し込まれたとお聞きしています。そして今年からは、この春に卒業した37期生の先輩たちもこの講習会に参戦します。現在浪人している先輩たちが、皆さんと同じ土俵に立ちます。そんな先輩の後ろ姿を見つめることも有効かもしれません。

さて本日は、終業式に当たり、主体的に生きることの大切さ、高校3年生への応援メッセージを差し上げました。本日で2022年1学期が修了しました。皆さん健康管理にはくれぐれもご注意ください。8月24日の始業式にまたお会いしましょう。以上です。

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明日からは別のシリーズをお送りしたい。