2022/07/21

「金融授業」が開催されました 

本日、高校1年生を対象に開催された「金融授業」。新学習指導要領に基づく金融知識の涵養。家庭科の授業に組み込まれているのだが、あえて専門性の高いプロにお越し願い、授業展開をお願いした。新聞社や雑誌取材もあった本格的な内容。

「自分の人生をどんな将来にしたいのか」という課題設定。その「夢」を実現するためには、いくらくらいのおカネが必要なのか、といった具体的な現実。そこには人生の大イベントとして、結婚・出産・子育て・住宅購入といったものが立ちはだかる。子どもたちは想像力豊かに将来設計を立てていた。

我が子を「公立」に通わせるか「私立」に通わせるか。それによって教育費は大きく異なる。大学は「公立」だけど、中高は「私立」と言っている生徒に「そのまんまやなあ」って、思わず突っ込んでいた。

おカネを「借りる」(ローン)「殖やす」(投資)「備える」(保険)「稼ぐ」(労働)「使う」(支出)「貯める」(貯蓄)という6つのおカネの役割から、特に「殖やす」「貯める」ためにどのような方法があるのか。それをリスクとリターンという相関関係で説明された。

金融の仕組みについて、予め知っておく機会は、学校教育の現場でこれまでなかったように思う。今回の講義は、将来いろんな情報に惑わされないようにするための、有意義な学びの場だったと思う。