2022/07/15

高校3年生対象の大学説明会開催中です

朝、子どもたちを迎え入れる中で、声を掛ける頻度がどうしても多くなる高校3年生。

「どう?いけてる?」そんな簡単な言葉がけに正直に反応してくれる。その多くが、
「いや、ダメです」とか「だいぶ、ヤバいです」。中には「頑張りま~す」と透かしてくる生徒や、はにかんで立ち去る生徒も。

誰も「いけてます!」とは言わない。テレもあるだろうけれど、きっと高い目標を掲げ、それに向けての経過がここまでは「厳しい」と、自身で認識していると理解している。

「この夏が勝負だから、まだまだ大丈夫!ここからここから!」。私の言葉がけも決まっている。

現在連日放課後開催されている、近隣の国公立大学や関関同立大学の説明会。どの会場も大入り満員。受験準備を進める中、高3生たちはみな「これからどう生きるべきか」「何のために、そこを目指しているのか」という命題に向き合っている。

思春期真っただ中の彼らは、受験を通じて、生きる「意味」を自分なりに定義しようとしている。人生経験も少なく、戸惑いの波に飲み込まれそうになりながら、時間だけはどんどん過ぎていく。結果が伴わない。焦る……。

夢はデカいんだけれど、全然そこには程遠くて……。そんな声が聞こえてきそうだけれど、最後まで諦めずに、全力を尽くすこと。悔いのない闘いを繰り広げてほしい。高校3年生の内面が痛いほど分かるだけに。会うたびに、ココロの中で手を合わせて、「がんばれよ!」と祈る思いで見守っている。

ファイト!