2022/04/06

高等学校入学式の式辞をお送りします 1 

本日中学校、高等学校の入学式が挙行された。式辞は数年前に述べた内容に少しアレンジを加えた。既にご存知という方もおられるかもしれない。私としては非常に思い入れの強い式辞である。お付き合い願いたい。まずは高等学校からである。
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桜の花も美しく咲き誇り、春満開というこのめでたき日に、ご入学を果たされた新入生の皆さん。ただいまの入学許可宣言を持ちまして、高等学校1年生310名の入学を許可いたしました。改めまして、ご入学、誠におめでとうございます。

さて、15歳の皆さんには今、これからの将来の道がどのように見えているのでしょうか? そこから何が見えますか?皆さんにとって、この先どんなドラマが待っているのか、どんな未来があるのか? それを想像することはなかなか難しいことかもしれません。まだ「人生ノート」16ページは今日始まったばかり。これからそこに、どんな文字を書き記していくのでしょうか。

では、皆さんの上着の左ポケットにしまってある、その「人生ノート」をそっと取り出してみて下さい。そして、ノートの15ページを開いてみてください。そうです、あなただけの「人生ノート」の15ページです。その最後の行には、各出身中学校の卒業が記されており、その下に「帝塚山学院泉ヶ丘高等学校進学」という文字が刻まれていますよね。そこから、本日1ページめくって、新しい16ページがスタートするわけです。その1行目に本日、帝塚山学院泉ヶ丘高等学校入学という文字が、たった今刻まれました。

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本日はここまで。続きはまた明日。