2022/03/19

高校卒業式式辞 3

式辞ご紹介の3日目である。卒業生が高校1年生の時に共有した「ココロの学校」に話が及んだ。
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ちょうど3年ほど前、皆さんは本校の「ココロの学校」で、パラリンピック選手の伊藤真波さんのお話をビッグアイで聴きました。覚えておられる方も多いのではないでしょうか。バイク事故で右腕を失った失意の中からの再起。

今は看護師として勤務され、ご結婚されてお子さまもおられる。講演会のフィナーレの「糸」という曲のバイオリン演奏では、私たちは思わず涙しました。

絶望の淵から立ち上がった彼女の言葉を覚えていますか。壮絶な経験をした彼女の言葉。それは、「最後まで諦めない」というメッセージでした。最後まで諦めずに立ち向かう姿勢。それが人生の中で求められる最も尊い生き方のように思います。自分の思いを貫き、最後まで諦めることなく求め続ける。その先に夢の実現があるのだ。

ファイトです。
闘うキミの唄を、闘わない奴等が笑うだろう。ファイト、冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ。(中島みゆき氏 作詞 引用)

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本日はここまで。「ファイト」をご存じなければ、いろんな方がカバーされています。お聴きになれば、胸に突き刺さると思います。