2022/02/04

濃厚接触者を学校が特定することとなりました

連日報道を賑わせているオミクロン株の拡大。感染力は強いが重症化リスクは低いと言われている。さて、これまでは保健所が行っていた業務の一部を学校現場で担っていることが、今回の対応として大きな変化が見られたことである。

具体的には、陽性が確認された生徒がいた場合、これまでは保健所が疫学調査(濃厚接触者の特定)を行っていたが、これを学校が担うこととなった。陽性者からの聞き取りの結果、濃厚接触に当たると学校が判断した場合、濃厚接触者に対し学校は一定期間の自宅待機をお願いしている。

また、特定された陽性者に関する情報は一切公開出来ない。したがって、学校が特定した濃厚接触者からの聞き取りは、論理的にできないこととなる。家庭内感染で本人が濃厚接触に当たる場合も、一定期間の自宅待機をお願いしている。

また日々、校内の陽性者状況を見極めたうえで、拡大リスクが高いと判断した場合、クラスを閉じたり、学年を閉じたり、リモート対応といった判断を随時行っている。誰が発症しても不思議ではない今回のオミクロン株。マスクだけではなかなか防止ができないとも言われているが、最大限の努力をしたい。皆さんの引き続きのご理解とご協力をお願いしたい。