2022/01/19

ニューノーマル時代における学校教育の在り方 2

昨日に引き続き、「ニューノーマル時代における学校教育の不易流行」に関するお話をしたい。お付き合い願いたい。
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遡って2020年3月の緊急事態宣言発出以降、本校におきましては、比較的早い段階でズームやユーチューブを用いたオンライン授業を展開しました。こうした授業を約3か月余り継続した結果、指導者の熱量や学習者のモティベーションの向上、知識の定着という点に関して、オンライン授業に疑問が生じました。

これは学校教育における指導者の必要性を強調したいという我田引水の論理を差し引いて考えても、やはりオンライン授業の限界と言わざるを得ません。リモート活用は、教育の「補完的な手段」としては有益であるが、主役には出来ない。そう結論付けた次第です。

しかしながら、このコロナ禍で本校のICT活用は一気に進みました。教育手段としての利便性が高く、また指導者の作業効率化にも一定の効果を発揮しました。今後さらなる活用機会の創出が求められます。そこで、今後のニューノーマルの時代に学校教育に求められるものを考えてみましょう。

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本日はここまで。