2021/11/22

私の履歴書2

50歳からの再チャレンジ。組織の中にいた時には感じなかった看板の大きさ。自分ひとりで何が出来るのか。そんな中、これまでと関連する仕事にいろいろ挑戦した。かたくなに自分流にこだわった中、ある時、私学の学校長のお話を頂戴し、そこで4年間お世話になった。
 
学校教育に大きな可能性と将来性を感じ、スタッフをいかにまとめるか。いかにベクトルを揃えるか。民間企業での経験が生きた。校長は「生徒、保護者の声なき声の代弁者たるべし」。4年間はあっという間に過ぎ去り、素人の自分は、かけがえのない経験をさせてもらった。
 
そして、再び縁あって、本校で校長を拝命し今年で4年目。前任校での4年とは異なる時間を過ごさせてもらっている。本校でまだまだやりたいこと、やらねばならないことはたくさん残っている。
 
私が「未知なる未来へ挑戦する人材を育てたい」と打ち出したのも、とにかく若い人たちが、これから活躍できる場に立ってほしい。そのためには、自分で自分の人生を切り開く基盤と経験を本校で作ってほしいという思いからだ。
 
自分は何がしたいのか、どうありたいのか。その答えは容易には得られない。だけど考えることを中断したら、その先はない。流されるだけである。人生に目標を持とうと思っても、明確にあるならばいいけれどなかなか難しい。それよりも、とにかく今日一日。それを精一杯生き抜くことが大切だと思うがいかがだろうか。

本日はここまで。また明日。