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指定校推薦内定者を前に1
2021/10/03
指定校推薦内定者を前に1
お休みのひと時をいかがお過ごしだろうか。さて、昨日は「指定校推薦」の校内審査で内定した高校3年生の生徒と保護者の方全員が集合し、今後のことに関する連絡等を行った。それを前に、少しお話しした。以下、実況中継風にお送りしたい。
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こんにちは。この度は、指定校推薦で本校からの内定を受けられました。誠におめでとうございます。皆さんの日ごろの学校生活での頑張りに対して、一定の評価が下ったということになります。これは今後の一つの自信に繋がることでしょう。
さて、これまでもお話ししています通り、本校の指定校推薦に対する考え方は「第一志望至上主義」です。ですから、もし仮に自分の目指したい大学や学部が指定校の枠になければ、一般入試でチャレンジする。くれぐれもバーゲンセールに群がる浅ましさは避けねばならない。そんな話をいたしました。
多くの先生方からも「チャレンジした分、成長の機会が与えられる。指定校で決めるということはある意味、成長の機会を失ってしまうことでもある。よく考えて指定校へのチャレンジを考えてほしい」そんな話もありました。
保護者の皆様にとりまして、お子さまの進路がいち早く決まったということは、ある意味ホッとした安堵感に包まれるかもしれません。しかしながら、親の子育て試練は、もうしばらく続くようです。大学入試がゴールではないようです。
私は子どもが社会的精神的「自立」を獲得することが教育の大きな使命だと考えます。その際、子どもの「自立」が達成されたか否かに関して、私はひとつの基準を持っています。
それは、「世の中は自分中心などで周ってはいない。自分の事情などは、お構いなしに、世の中は動いている。だから、自分が世の中の流れに遅れないよう自発的に、必死になって付いていくしかないのだ」といった社会のしくみに、子どもがいつ気付かされるのか、いつ体得するのかだと思っています。
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本日はここまで。続きはまた明日。
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